私はアダルトチルドレンなの?

「自分がアダルトチルドレンなのか」ということに不安を抱えている方もいるのではないでしょうか?社会生活の中で苦しい思いをしている人もいると思います。「友達と上手にコミュニケーションがとれない」「職場で馴染めない」など、困った経験をしているかもしれません。

実際には、しっかりとカウンセリングルームなどを受診して、診察を受けることが大事です。しかし、実際にはなかなかカウンセリングを受ける勇気がないかもしれません。まずはセルフチェックで構わないので、診断テストを試して、自分がアダルトチルドレンの可能性があるかどうか、確かめてみるのも良いでしょう。

ここでは、簡単にできるアダルトチルドレン診断テストを2種類ご紹介します。


1.アダルトチルドレン尺度 …… ご自身の性格傾向を知るためのテストです。
2.機能不全家族尺度 ……  ご自身が育った家庭環境について知るためのテストです。


これらの診断テストは、自分がアダルトチルドレンかどうか知る手助けになることでしょう。
どちらも学術機関で使用され、信頼性が確保されている尺度です。
「はい・どちらでもない・いいえ」で回答する簡単な診断テストなので、活用してみてください。

診断テストトップ

診断テストはあくまで目安

このような診断テストは、あくまで目安です。
「テストの点数が高いと、良くないのでは?」「低いとアダルトチルドレンではない」というわけではありません。

点数が低くても、ご自身が生まれ育った家庭環境で生きにくさを感じているなら「アダルトチルドレン」だといえます。
身体的・精神的・性的虐待、ネグレクト(育児放棄)を受けて育った人やご両親がなんらかの依存症の場合、その事実だけでアダルトチルドレンだといってよいでしょう。

無理して、テストを続けない

診断テスト

アダルトチルドレンは、過酷な環境で生まれ育っています。
診断テストの最中に、トラウマの再燃やフラッシュバック、幼少期の記憶によって気分が悪くなる人もいるかもしれません。

もし、診断テストの最中に、辛さ・悲しさ・絶望・怒り・不安などのネガティブな感情が湧き上がってきたら、すぐに中止してください。
無理して、テストを続ける必要はありません。

「さぁ、今から診断テストをするぞ」と身構えるのではなく、ご自宅でリラックスした環境で行うのもよいでしょう。

アロマテラピーやお気に入りの音楽などを流しながら、診断テストをするのも1つの方法です。