アダルトチルドレンと過剰反応

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あなたは、小さい頃から「良い子」「頑張っている」と褒められた経験がありませんか?実は、アダルトチルドレンの中には、前向きに考え過ぎてしまう方もいるようです。人間の心は、自分のことを守るように作られています。中には、環境に適応するために過剰反応をすることで生き抜こうと思う子どももいるのです。

子どもが機能不全家族に適応するには、過剰適応が要求されることがあります。その理由は、過剰な苦しみがあった家族だからと言われています。この苦しみは子どもにとって逆風になるのですが、そこから身を守らなければなりません。

本人がすべき処世術は、環境や年齢、性別によって異なります。アダルトチルドレンとして育ってしまった人は、過酷な現実に立ち向かうための知恵だったと言えるかもしれません。

過剰反応してしまう人

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過剰適応するタイプのアダルトチルドレンは、周りからは「頑張り屋さん」「良い子」としてみられて育つことが多いでしょう。自分の感情を押し殺して、家族や他の人の考えを優先してしまう傾向も強いです。

例えば、アルコール依存症によってお母さんが家事をしなくなったので、自分が弟妹の面倒を見るお子さんが典型例でしょう。本来は自分も子どもなのですから、友達と遊びに行くなど自分の都合や気持ちを優先すべき年頃なはずです。しかし、「私はお姉ちゃんだから」などという責任感から、幼少期から思春期までの遊び盛りの期間を、家族の世話に費やしてしまうアダルトチルドレンが多いのです。

過剰反応してしまうタイプの方たちは「自分の好きなように生きたらいいじゃない」というメッセージやアドバイスをなかなか受け入れることができません。過剰適応タイプのアダルトチルドレンにとって、長年身に付いてきた習慣や行動は「自分よりも、他人を優先しなさい」ということだからです。

「自分がいい子にしていないと、親に捨てられてしまうのではないか?」という不安や恐怖。過剰適応タイプのアダルトチルドレンの場合、こうした考え方が根底にあります。「家族に愛されたい」という切実な子ども心から、過剰に周りに合わせていかざるを得なかったのです。

そのため、なかなか自分の感情を表に出すことができず、成人後も家族や他人を優先した行動を取ってしまいます。ワーカホリックになったり、実家を出てから看護師などの「人の役に立つ」仕事を選んだりする人が多いのも、過剰適応タイプのアダルトチルドレンの特徴です。

小さい頃から抑えこまれてきた感情が、身体の症状となって表に出てしまうこともあります。名古屋聖心こころセラピーには、慢性的なストレスから来る頭痛・吐き気などの胃腸症状に悩まされて、ご相談に来られる方も多いです。

自分で生きていく力を持たない子供であれば、仕方が無かった反応ですが、大人になって社会人となっている貴方なら、その過剰反応は生きていくうえでは辛いものとなってしまいます。名古屋聖心こころセラピーでは、その辛い考え方を克服し、自分らしく生きられるようになる事を目指しています。